まるでジブリ 宮古島の穴場スポット 友利のあま井

今回は、宮古島の歴史を感じつつ自然の壮大さを感じる絶景神秘スポットを紹介します。

こんな方は絶対行ってみて!!
✅パワースポットに興味がある方
✅宮古島の神秘的なスポットを知りたい方
✅宮古島の歴史を知りたい方
✅穴場スポットを見つけたい方

当てはまる方は、絶対訪れてみる価値がある『友利のあま井』をご紹介します。

目次

友利のあま井ってどんな所?

友利のあま井とは

今回紹介する「友利のあま井」。

ここは宮古島で、1965年の水道が普及する前までは貴重な水資源の井戸として島の人々の暮らしに使用されてきました。
友利のあま井は、なんと深さ20mほどあり水量も豊富であったとされています。

かつては水を運ぶ役割は女性の仕事だったそうです。
実際に歩いてみるとわかりますが、石段の摩耗から労苦を感じられます。
友利のあま井は水の利用の歴史的変遷を知ることができ、沖縄県の有形民俗文化財に指定されています。

友利のあま井に関する情報が刻まれています。

ここが、入り口です。
ここをしっかりみると、友利のあま井について一通り理解することができます。

中に入ってみていこう

そして、さらに足を進めていくと…
この入り口からは想像できない世界が広がっています。

石碑の裏から見える風景。

ちょうど石碑の裏に回ってまず中の様子を覗いてみました。

中を見渡すと…
吸い込まれるような洞穴がありました。

ぐっと覗き込みたいところですが、深さがすごすぎて足がすくみました。

ちょっとでも滑ったりしたら、本当に危険なのでくれぐれも十分に注意して行ってください。

入り口から下に階段をどんどん降っていきます。
段差は小さいですが、滑りやすいのでゆっくり気をつけて降りた方がいいです。

この階段の擦り切れ具合からは、1日に何度も往復して水を運んだ当時の大変さが想像できます。

宮古島の歴史を感じつつさらに進んでいきます。
右手を見下ろしながら一歩一歩入っていくごとに、全くの別世界に溶け込んでいくかのような感覚に襲われます。

階段を半分降りたところから見る景色。

中に行けば行くほど暗くなってきます。

D.L.C.(emika)

一番奥までしっかり見ようと思ったら懐中電灯があった方がいいよ!

D.L.C.(ebi)

携帯1台分だと明かりが少なすぎるから、数人で行ったら大丈夫だよ!

一番下から見上げた景色。

雨の日でもあまり雨が入ってこないこの空間。

下から見上げたら本当にすごい空間で、なんとも神秘的です。

太陽の光もなく暗闇になっていきますが、この下の方に井戸がありました。

暗闇の奥には洞穴

懐中電灯で照らしてようやく見えるくらい暗闇です。

階段を下の方まで降りていくとまず、左手には大きな洞穴のような空間があります。

高さがあって岩が不安定な状態だったので、下まで降りて行けませんでしたが明かりを当ててみました。穴は、そんなに奥までは続いていないようでした。

一番奥にある井戸

階段脇に最初に見つけた四角い箱のような物体。

階段を下に降りると、洞穴の次に見えてくるのがここ。

杓子があるので、本当に水汲み場として利用されていたんだな…とリアルに感じる風景でした。
この壁の中を覗くと、やはり水が溜まっていました。

御嶽なのかと思わせるような空間もありました。

そして、その横には御嶽なのかな?と思わせるような場所もありました。

はっきりとはわかりませんが、人々が利用してきた時代の足跡がしっかりと残っているのを感じました。

そしてこの自然からできた空間の壮大さにパワーを感じずにはいられません。とにかく神秘的です。

一番奥にある大きな水汲み場。

さらに一番下までいくと、大きな水汲み場になっています。

ここは本当に、とても暗くてライトがないと何も見えない状態でした。明かりを当てると、水の中が微かに透けて見えるような感じでした。

これは、自然に作られた洞窟井泉なんだそうです。
それを知ってさらに驚きました。

友利のあま井の歴史を知る

両脇には、ポンプやホースのような機械が無造作に置かれていました。
これは昭和30年に開設されたあま井を水源とした友利・砂川簡易水道の名残りです。
ここからポンプを利用し水を汲み上げ、住民に給水されていました。
それによりようやく島民は、この地へ足を運び階段を降り水甕を頭にのせて運ぶ生活から解放されたそうです。
そして、昭和39年の宮古島における全面水道普及に伴い、このポンプ小屋も使われなくなりました。

下の方まで行くと、少し足場が悪くぬめっていたので足元には注意して降りてください。

壮大な空間を記録に残す

階段の途中から撮影した風景。

下に行けば行くほど暗くなるので、写真をとるのは難しいかな…とも思ったのですが。

自然の中に溶け込んでこのように写すことができました。

下の方まで降りて洞窟全体を写した写真。

この神秘的な空間を写真に収めると、天井からのわずかな明かりと洞窟の暗さがコントラストになってすごく良かったです。

どこにあるの?

友利のあま井は、インギャーマリンガーデンから車で10分ほどのところにあります。

D.L.C.(デュアルライフカップル)
二拠点生活カップル
福岡出身、宮古島に移住しているカップルです。福岡と宮古島で二拠点生活(デュアルライフ)を送っています。

TikTokフォロワー19万人
SNSを通して自由な生き方、働き方を発信しています。そして宮古島のことならなんでも聞いてください。二拠点生活コンサルタント、ツアーガイド行っています。

好きな場所で好きなことをして生きていく。これをテーマに二拠点生活を楽しんでいます。

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