来間島の歴史に触れる神秘スポット 来間ガー

今回は来間島の歴史に触れることができる神秘的なスポットをご紹介します。

そこは「来間ガー」です。

まず、ガーって何?って思った方もいるかも知れないので簡単に説明すると、井戸のことです。

この宮古島では、井戸のことをガーといいます。
史書『雍正旧記(ようぜいきゅうき)』(1727年)には、約60カ所もの井戸の名前が記されていました。
島にはなんと役60ヶ所もの井戸の名前が記載されてあったそうです。

雨水が地下水となり、湧き出、ガーとなりました。
そして、人が集まり、暮らしが始まったのです。
ガーは、宮古島の歴史に欠かせない存在なのです。


水のある所に、人々の喜びがあり、苦しみと悲しみもあります。
この苦しみと悲しみは、実際にガーを訪れてみるとより深く感じることができると思います。

では早速、来間ガーがどんなところか見ていきましょう。

こんな人は絶対読んでね!

  • 宮古島の神秘スポットや秘境スポットを知りたい人
  • あまり観光客が少ないところに行きたい人
  • 井(ガー)が好きな人
  • 宮古島の歴史を知りたい人
目次

来間井はこんなところでした

3つのガー

来間ガーには3つガーがあります。
崖に近い方から一番ガー、そして二番ガー。

一番ガーは飲用水として汲み上げ、二番ガーでは洗濯をする為の水として使用されました。

そして、このように道を挟んで反対側に三番ガーがあります。

三番ガーは家畜を洗うのに使用してきたそうです。

三つのガーは連なっていて、三番ガーから海へと流れ込む構造になっています。

ガーの中の水の透明度

覗き込むと、がーに溜まっている水の綺麗さに驚きます。
とっても透明度が高くいんです。

そしてここ二番ガーの中には、魚、そしてエビが生息していました!!

よ〜くみるとわかりますので、ぜひ行ったら見つけてみてください。

ガーの入り口

ところで、この来間ガーの入り口はどうなっているかというと…
まだお見せしていなかったですね。

離合は難しい小道をと通っていきます。

写真のように、車一台通るのがギリギリの道を抜けると来間ガーがあります。


レンタカーの場合は、小傷がついたりしやすいので注意が必要です。
この道を通り抜けたら、駐車場や大きなガジュマルの木、と駐車場のような敷地があります。

写真の左の方に進むとガー、右に駐車場があります。

来間島の戦争跡地

来間の山砲陣地壕

ガーの手前には、このような戦争跡地もあります。
宮古島には数々の戦争跡地が大事に残っています。

ここには、『来間の山砲陣地壕』があります。

山砲陣地壕には二つ壕が並んでいます。二つの穴から宮古島各方面を見渡し、防衛に当たっていました。

来間の山砲陣地壕

道の脇に標識があり、説明書きもされています。
ですが、中に入っていくには草木が茂りすぎてとてもじゃなくても足を踏み入れる勇気は持てません。

チフサアブ

そして、こことは別に来間ガーの奥の方に行くともう一つ。
チフサアブ』の標識があります。

チフサアブは、住民避難壕です。入り口以外は全て自然の鍾乳洞からなっていて、別名「千人ガマ」と呼ばれていました。

「この先を進んだらあるのかな?」と思って行ってみましたが、私たちには見つけることがまだできていません。

行ったことがある方はぜひ教えていただきたい!

スリルを絶景を体験をしたいなら

この来間ガーからさらに進むと、実はこんな絶景を目にすることができるんです!!

宮古ブルーの海が一望できる最高の場所です。

ですが、一つだけ注意が必要です。
高いところが苦手な人や冒険や虫などが苦手な人は、しっかり考えて進むことをお勧めします。

その理由は、このような道を進んで行くからです。
草木は生い茂っているし、手すりなどは一切ないので気をつけて登る必要があります。

手すりなどなく草木が生い茂った階段

とはいえ、いろんなところを散策してきましたがそんなに怖く危険なところではありません。

D.L.C.(emika)

頑張って登ったからこそ見られる絶景に感動しますよ!

ここをずっと進むと、このような場所にでます。


普通の石畳の道になっているので、
「こんなに険しい道を登る必要あったのか?」とも思うかもしれません。

私も正直そう思ったのですが…
先程の写真ほど綺麗に絶景が見えるのはやはりこの道でした。

来間ガーはここにあります

来間ガーは、来間島港の横の道をさらに奥に進んで行くとあります。

草木が少し生い茂っているので、車に小傷などがつかないように気をつけて走行してください。

住所沖縄県宮古島市下地来間70
駐車場あり
トイレなし
D.L.C.(デュアルライフカップル)
二拠点生活カップル
福岡出身、宮古島に移住しているカップルです。福岡と宮古島で二拠点生活(デュアルライフ)を送っています。

TikTokフォロワー19万人
SNSを通して自由な生き方、働き方を発信しています。そして宮古島のことならなんでも聞いてください。二拠点生活コンサルタント、ツアーガイド行っています。

好きな場所で好きなことをして生きていく。これをテーマに二拠点生活を楽しんでいます。

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